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2010年07月22日

営業に女性が多いワケ

日本の営業パーソンに女性が圧倒的に多いのはなぜかということです。
これは世界的に日本と韓国だけだと言われています。


敗戦後、マッカーサー率いるGHQが上陸しました。
このGHQは日本の経済復興に相当尽力したと言われています。


まず、目に付いたのが戦争未亡人。
この人たちをなんとか職に就かせたいと考えたんですね。


そこで思いついたのは生命保険。
大切な人を亡くしたことが仕事のモチベーションになると考えたのではないでしょうか?


しかし、大きな障害がありました。
欧米のようにコンサルティングをさせるには膨大な時間と費用がかかるのです。


結果、手軽に設計の出来るセット商品(パッケージ商品)を開発しました。
言ってみれば「誰にでも合うようで、厳密には誰にも合わない既製品」を作ることに成功したのです。


面倒な設計は必要なく、署名捺印は一箇所で済むので爆発的に売れました。
そして、現在でも多少の改良はあれ、同種類の商品が販売されています


この種の保険は「若い時だけに重点を置き、長生きのリスクには対応しない」という特徴があるのですが、問題はそれよりも「この保険そのものが持つ契約者にとってのデメリットが説明されてない」ケースが非常に多いことです。



簡単に列挙します。
「定期付終身」で説明済みです。

1.一定期間で保険料が上がる。(10年または15年が多い)

2.保険料払い込み終了年齢が設定されているが(60~65歳が多い)、ここで問題が2つ起きる。
  ①大きな死亡保障はここれなくなる。言い換えればこれ以上延長できない。
  ②「入院保障」は80歳まで延長できるが、それまでの保険料は「一括前納」か「年払い」
    となっており、事実上「払い込み終了」ではない。


3.保険料の大半は掛け捨てになっており、経過年数ごとの解約返戻金が明記されていることがあるが、
  このお金は解約しなければ受け取れず、解約すれば全ての保障はなくなる。

  ※掛け捨てがいけないのではなく、お金が貯まっているという勘違いを警告しています。


4.見直しなどと称する「転換」は契約者にとって不利益なことが多いが、これはほとんど説明されていない。

  ※同じ保険なら、年齢が上がれば保険料は必ず上がります。



まだまだ多くの問題をはらんでいますが、重要なのは問題があることだけではなく、その問題が説明されていないことが多いことです。


結果、この商品の販売と営業形態が戦後から延々と続いています。
経済大国日本の大半のお金を動かす大金融機関のひとつ・・・保険がこんなことでいいのでしょうか?


私見では、なんとも不思議で仕方ありません。
生命保険は難しいので、「分からないことをいいことに・・・」と言われても仕方がないと思います。


このことについて、多くの識者とも話しましたが推測のみで結論は出ていません。
おそらくは、国がかりの巨大な力学が働いているのだろうということでした。


最近は外資系や損保系の進出により、一般の方々の受け止め方もずいぶん変わってきました。
生命保険における過渡期なのかも知れません。


日本人の様々な分野に向ける目は昨今ますます厳しくなってきています。
政治からはじまり食品にいたるまで、一昔前とはまったく違います。


ぜひ、生命保険にもそういった厳しい目を向けてほしいものです。  
Posted by 生命保険認定士 at 08:37Comments(0)営業に女性が多いワケ