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2010年11月07日

民業圧迫【元郵便局編②】

その時私は冷蔵庫のお酒をチビチビやっていた。

僕「あ、どうぞどうぞ! びっくりしましたよ!」

M氏はお酒を飲まないので、ウーロン茶で話し始めた。



M氏「いやあ、郵便局時代は楽でしたよ。郵便局のジャンパー着てれば契約取れるんですから。」

僕「へ~? いいね~! でもさ噂に聞くんだけど代筆や他人名義の印鑑持ち歩いてるって本当?」

M氏「そんなの当然ですよ!僕なんか最低30個は印鑑を持ち歩いてました。代筆も僕が左手でよく書きましたよ。」

僕「そんなことやって、お咎めはないの?」

M氏「だいたいお客さんが訴えない限りバレることはないですよ。調べは入らないですから。」

ここまでは、私が知っていることだった。



・・・・・・・・・・・・・・・

M氏「ところで、僕が一月にもらった給料の最高額はいくらだったと思いますか?」

このくだりは今でもはっきり覚えている。

私「え~? 公務員だよね? 固定給じゃないんだ?」

私はそれまで何も知らなかった。

M氏「違いますよ、歩合が付きます。」

私「う~ん、じゃあがんばって40万!」

M氏「とんでもない! もっと上です!」

私「じゃあ、一気に80万!」

M氏「もう言いますね、300万です!」


私はこの時耳を疑った。


私「公務員だよね! 公務員がそんなにもらっていいの?」

M氏「いいか悪いかは分かりませんが、僕はもらいました。」




彼はお酒も飲まないまま延々午前2時頃まで、郵便局時代の悪行の限りを話し続けた。


もちろん、すべての局員さんがM氏と同じではないことは説明する必要はないだろう。


ただ私がこの耳で聞いた事実をそのまま書いた。


その後、年収に上限が設けられ、確か1800万(定かではない)になったと聞いた。






ここで話を「民業圧迫」に戻します。

金融庁の厳しい監視を受けない郵便局が民間保険会社と同じ「保険という商品」を全く違う土俵で売っている。



クロネコヤマトの事件のように低価格で民業を圧迫するのも良くないが、保険業界ではそもそもルールが違っていたのです。

民間保険会社がボクシングルールなら、郵便局は「体重制限なし」の「蹴りあり」「寝技あり」ってところ。

勝負は始める前から決まっている。




こんなことがごく最近まで続いていたのです。

日本を近代国家と呼べるでしょうか?



どうすればいいと思いますか?

政治家や官僚を批判すれば、良くなるでしょうか?

私はそうは思いません。



私はこう考えます。

「世の中を変えるのは国民一人一人の認識の向上しかない」



政治家や官僚を悪く言ってるだけでは変わらない。

なぜなら政治家は国民が選び、官僚はいわば国民の考え方の象徴なのだから。
  
Posted by 生命保険認定士 at 08:00Comments(3)