2010年12月24日
What A Wonderful World
クリスマスソング一色のこの時期になると、不思議に思い出す曲がある。
ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」。
原詞と訳詞を載せたけど、すごくシンプル。
この世界や自然を謳歌する曲は多いのに、なぜかこの曲は少し違う。
今回アップした動画は、「戦争」や「少年兵」の画像が連続する。
どういう訳か、曲と逆説的にマッチしている。
なぜなのか少し考えてみた。
もちろん僕なりの解釈なので、的を得ているかどうかは別問題。
結論から言うと、この曲は「人間が持つ逃れられない悲しみを足場として平和を訴えている」ような気がする。
終始こぼれるような笑顔で歌うルイ・アームストロングは黒人。
奴隷制度や虐殺で虐げられ続けた黒人の悲しみの歴史は、恐らく「諦める」しか選択肢がなかったと思う。
この悲しみや暗さの深淵は我々の想像の領域には決してないと思う。
そして「やり場のない悲しみ」から生まれる黒人音楽は悲しい歌を好まず、楽しくアップテンポなものが多い。
音楽でまで、悲しみに囚われていたくないのだろう。
そんな黒人が生み出す明るい曲には、言いようもない「凄み」を感じる。
僕がどうしても黒人音楽に傾倒してしまうのは、そんなところに理由があるようにも思う。
特にこの曲は何度聴いても、涙するほど悲しく明るい。
What A Wonderful World
http://www.youtube.com/watch?v=wAdeAr5i94k&feature=related
I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself, what a wonderful world
I see skies of blue, and clouds of white
The bright blessed day, dark sacred night
And I think to myself, what a wonderful world
The colors of the rainbow, so pretty in the sky
Are also on the faces, of people going by
I see friends shaking hands, sayin' "how do you do?"
They're really sayin' "I love you"
I hear babies cryin', I watch them grow
They'll learn much more, than I'll ever know
And I think to myself, what a wonderful world
Yes I think to myself, what a wonderful world
-------------------------------------------------------------------------
この素晴らしき世界
深緑の木々、赤いバラ
美しく輝いている、僕と君の為に
見るたびに思うんだ、”この世界はなんて素晴らしいんだろう”って
青く澄んだ空、たなびく白い雲
輝く恵みの朝 暮れゆく神秘の夜
いつも思うんだ、”この世界はなんて素晴らしいんだろう”って
空には”虹の色たち”が輝き
行き交う人々の顔にも映っている
みんな握手を交わし、”元気かい?”とあいさつしてる
ほんとうはね、”大好き”って言ってるんだよ
赤ん坊が泣いているね、大きくなっていくのが楽しみだ
僕が知っているよりずっと多くのコトを、これから学んでいくんだ
育まれる命を見るたびしみじみ思う ”この世界はなんて素晴らしい!”んだって
そう、心から思うんだ ”この世界はなんて素晴らしいんだ!”
ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」。
原詞と訳詞を載せたけど、すごくシンプル。
この世界や自然を謳歌する曲は多いのに、なぜかこの曲は少し違う。
今回アップした動画は、「戦争」や「少年兵」の画像が連続する。
どういう訳か、曲と逆説的にマッチしている。
なぜなのか少し考えてみた。
もちろん僕なりの解釈なので、的を得ているかどうかは別問題。
結論から言うと、この曲は「人間が持つ逃れられない悲しみを足場として平和を訴えている」ような気がする。
終始こぼれるような笑顔で歌うルイ・アームストロングは黒人。
奴隷制度や虐殺で虐げられ続けた黒人の悲しみの歴史は、恐らく「諦める」しか選択肢がなかったと思う。
この悲しみや暗さの深淵は我々の想像の領域には決してないと思う。
そして「やり場のない悲しみ」から生まれる黒人音楽は悲しい歌を好まず、楽しくアップテンポなものが多い。
音楽でまで、悲しみに囚われていたくないのだろう。
そんな黒人が生み出す明るい曲には、言いようもない「凄み」を感じる。
僕がどうしても黒人音楽に傾倒してしまうのは、そんなところに理由があるようにも思う。
特にこの曲は何度聴いても、涙するほど悲しく明るい。
What A Wonderful World
http://www.youtube.com/watch?v=wAdeAr5i94k&feature=related
I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself, what a wonderful world
I see skies of blue, and clouds of white
The bright blessed day, dark sacred night
And I think to myself, what a wonderful world
The colors of the rainbow, so pretty in the sky
Are also on the faces, of people going by
I see friends shaking hands, sayin' "how do you do?"
They're really sayin' "I love you"
I hear babies cryin', I watch them grow
They'll learn much more, than I'll ever know
And I think to myself, what a wonderful world
Yes I think to myself, what a wonderful world
-------------------------------------------------------------------------
この素晴らしき世界
深緑の木々、赤いバラ
美しく輝いている、僕と君の為に
見るたびに思うんだ、”この世界はなんて素晴らしいんだろう”って
青く澄んだ空、たなびく白い雲
輝く恵みの朝 暮れゆく神秘の夜
いつも思うんだ、”この世界はなんて素晴らしいんだろう”って
空には”虹の色たち”が輝き
行き交う人々の顔にも映っている
みんな握手を交わし、”元気かい?”とあいさつしてる
ほんとうはね、”大好き”って言ってるんだよ
赤ん坊が泣いているね、大きくなっていくのが楽しみだ
僕が知っているよりずっと多くのコトを、これから学んでいくんだ
育まれる命を見るたびしみじみ思う ”この世界はなんて素晴らしい!”んだって
そう、心から思うんだ ”この世界はなんて素晴らしいんだ!”
Posted by 生命保険認定士 at
12:00
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2010年12月24日
「嫁のお父さん、取り消し編」③
義父母の側に立つなら、徹底的に立たねばならない。
先方に対する無用な情けなどあってはならない。
まずは義父に、電話で先方を呼び出してもらうことにした。
先方が来るまでの間に僕は準備をすることができる。
義父はすぐに電話をしたのだが、先方は都合がつき次第連絡するとだけで、待てど暮らせど連絡がなかった。
一週間以内には連絡が来ると思っていたが、結局一ヶ月経っていた。
あまりにも遅い。同業者として考えられない。
これで、情け容赦の必要が更になくなった。
一ヶ月近く経った頃、義父から僕に電話があった。
「今日、やっとX社から連絡があって、今週金曜日の午前10時って言っとるが大丈夫かいな?」
「分かりました。その日はいいですよ。ちょっと作戦もあるので早めに行きますね。」
作戦といっても軽めの打ち合わせのつもりだったが、やっておくに越したことはない。
段取りとしては、まず義父から言いたい放題言ってもらうことにした。
それに対する先方の言い分に対し、僕が指摘するという簡単な流れ。
金曜日9時半に僕は到着し、その流れを義父母に説明した。
10時を少し回ったところで、玄関のチャイムが鳴った。
現れたのは、40歳くらいの女性一人(以下T氏)で、担当者はいなかった。
受け取った名刺を見ると、肩書きは課長、直属の上司という説明だった。
さて、どの位のレベルの人なのだろう。
僕は以前某外資系保険会社に所属しており、そこの責任者レベルがどれだけ知識が豊富で、どれだけ明晰な頭脳を持つか知っていた。
それを基本に考えていたので、非常に緊張していた。
そのレベルでも勝てる準備はしていたのだが。
先方に対する無用な情けなどあってはならない。
まずは義父に、電話で先方を呼び出してもらうことにした。
先方が来るまでの間に僕は準備をすることができる。
義父はすぐに電話をしたのだが、先方は都合がつき次第連絡するとだけで、待てど暮らせど連絡がなかった。
一週間以内には連絡が来ると思っていたが、結局一ヶ月経っていた。
あまりにも遅い。同業者として考えられない。
これで、情け容赦の必要が更になくなった。
一ヶ月近く経った頃、義父から僕に電話があった。
「今日、やっとX社から連絡があって、今週金曜日の午前10時って言っとるが大丈夫かいな?」
「分かりました。その日はいいですよ。ちょっと作戦もあるので早めに行きますね。」
作戦といっても軽めの打ち合わせのつもりだったが、やっておくに越したことはない。
段取りとしては、まず義父から言いたい放題言ってもらうことにした。
それに対する先方の言い分に対し、僕が指摘するという簡単な流れ。
金曜日9時半に僕は到着し、その流れを義父母に説明した。
10時を少し回ったところで、玄関のチャイムが鳴った。
現れたのは、40歳くらいの女性一人(以下T氏)で、担当者はいなかった。
受け取った名刺を見ると、肩書きは課長、直属の上司という説明だった。
さて、どの位のレベルの人なのだろう。
僕は以前某外資系保険会社に所属しており、そこの責任者レベルがどれだけ知識が豊富で、どれだけ明晰な頭脳を持つか知っていた。
それを基本に考えていたので、非常に緊張していた。
そのレベルでも勝てる準備はしていたのだが。
Posted by 生命保険認定士 at
08:00
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