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2010年12月29日

「嫁のお父さん、取り消し編」⑧

社名は出せないが、誰もが知る大手保険会社である。
しかも、大都市福岡の支社長と教育係の2人である。



心の中で、いろんな思いが渦巻いていた。



こんなにも会社によって教育レベルが違うのか?

一体何を教育しているのだろう?

こんなことで金融庁の監査をパスできるのだろうか?

パスするために特別な方法でも使っているのだろうか?

もしかすると金融庁は大手日本社に監査が甘いのか、という疑問さえ湧いてきた。

仮に甘くなくても、監査の程度をなんらかの方法で入手しているのかも知れない。

推測は果てしなかった。




なぜなら僕が最初に教育を受けた某外資系保険会社では、この種のことを徹底していたからだ。
保険業法の暗誦は当然のことで、持ち物検査も含めた社内の抜き打ち検査も頻繁にあり、それに対する社内の緊張感は常に途切れることはなかった。
実際、金融庁の監査を2度経験したが、常軌を逸するような緊張感だった。


そして僕はこれを当然のこととし、他社も一生懸命やっているんだろうなあと漠然と思っていた。
だから僕を教育してくれた保険会社の優位性をここで書くことになるなど、思ってもみなかった。


生命保険業界では、10年くらい前から契約者保護に重点が置かれはじめ、コンプライアンスという言葉をよく聞くようになった。
その極々基本的なこととして保険業法を暗記しなければならないことを僕は普通のことだと認識していたのだ。


ここで僕が常識だと思っていたことを付け加えるなら、毎朝の朝礼は一種の勉強会であり、日経新聞などの記事を題材とし、世界の経済状況や金融知識を深める時間だった。


さらに生命保険業界では、保険を販売するために最低限必要な「一般過程」の試験のほか、「大学課程」試験まで数多くあり、僕が所属していた会社では全試験に合格することを必須条件としていた。
これが苦痛であることを理由の一つとして退社した者もいたほどだ。


少なくとも外資系保険会社では、上記のことは常識である。
なぜなら、欧米では「生命保険は金融商品の中で最も難しい」とされており事実だからだ。


その難しい商品を素人の人に販売するのだから、売り手側が十分に理解していることが絶対条件となる。
やや体の良い表現だが、医者に似ていると思う。


治療方法のすべてを患者に理解させることは不可能だが、医者はすべてを把握している必要があり、そのためには新しい治療法などを含めた勉強が絶えず必要となる。


長くなったが、このブログの目的は「生命保険の知識を深めていただくこと」と「日本の生命保険業界の実態を知っていただくこと」なので付記した。
全然物足りないが(笑)。

  
Posted by 生命保険認定士 at 08:00Comments(0)