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2011年01月04日

「先進医療」

最近話題の「先進医療」とは何だかご存知ですか?


これは厚労省の定めた88種類(平成22年12月現在)の治療法のことです。

【厚労省の定義】
「厚生労働大臣が定める高度の医療技術を用いた療養その他の療養であって、保険給付の対象とすべきものであるか否かについて、適正な医療の効率的な提供を図る観点から評価を行うことが必要な療養」として、厚生労働大臣が定める「評価療養」の1つとされています。


まあ、分かりやすく言うと、将来保険適用にするかどうか評価中の治療法ということです。



ところで、この「先進医療」、費用は全額患者負担です。

数万円~約300万円と幅は広いです。

世界でも日本が進んでいると言われているのが「重粒子線療法」で、最近テレビなどでよく紹介されています。

この「重粒子線療法」はガン治療に用いられ、大掛かりな設備と技術が必要なため、全国にまだ数ヶ所しかありません。

簡単に説明しますと、放射線をガン組織のみにピンポイントで照射する治療法で、体への負担が極端に少ないそうです。


いざというときには「重粒子線治療」を受けたいものですが、大きく3つのハードルがあります。
1.固形ガンという特定のガンのみに使用可能。
2.医療機関の数が少ない。
3.費用は全額自己負担で、およそ300万円かかる。



そのため、最近の医療保険では「先進医療特約」がついたものが普通になってきています。
治療にかかった「実費分」を支払ってくれるので、心強いですね。
しかもこの特約保険料は100円前後と非常に安いので、つけておくに越したことはありません。


旧タイプの医療保険に入っている方は、旧タイプにそのまま「先進医療特約」を付加できるかどうかは保険会社によって違いますので問い合わせてみてください。  

Posted by 生命保険認定士 at 13:17Comments(0)

2011年01月03日

「嫁のお父さん、取り消し編」⑬

3日後、Y氏から電話が入った。
「電話で結果をお伝えするのも失礼なので、お時間をいただけないですか?」
という内容で、その翌日またファミレスで会った。


話を聞く前からY氏のやや沈んだ表情で結果は分かった。
「上司は真剣に話を聞いてくれ、最後の判断は私に任せてくれたんですが、主人に反対されたんです。その理由を聞いていると私も頷くところがあり、納得してしまったんです。」


上司の反応は意外だった。
本当にY氏を可愛がってきたんだろうということが感じられた。
Y氏のまっすぐな人柄が善き人との出会いを引き寄せたのだろうとも思った。


「ご主人は何とおっしゃっていたんですか?」


「はい、私には大手という看板で営業をしてきたところがあり、そんなに力があるとは自分でも思っていないんです。まずはそこを指摘されまして、本当にやっていけるかどうか不安がよぎりました。今の会社の新人指導も永遠に約束されたものではなく不安だらけなんですが、少なくとも現在やっている分だけ不安は少ないんです。」


非常に分かりやすい説明だった。


Y氏の言ったことを整理するとこうだ。
1.大手という看板から、中堅という看板に下がる。
2.独立して自分ひとりの状態を経験したことがないので、戸惑いがある。
3.X社に入社した時は、ある程度の顧客リストを渡され、それを回っていたら結果が出たが、Z社にはそれがなく、一から自分で開拓しなければならない。
4.現在のX社の顧客に対しZ社の案内をするのは、やや抵抗がある。



どれも納得いく説明だったが、3番にはハッとした。
僕は少し考え、なるほどと思った。


保険業界はフルコミッション(完全歩合給)なので、退職者が非常に多い。
外資系も例外ではないが、入社する人間のほとんどは妻帯者で30歳以上の男性、簡単に辞めるわけにはいかない。


一方、主婦層が多く入社する会社の退職率は高いという。
しかし、ある程度の契約は挙げて辞めるので、その顧客が新人に割り当てられるという訳だ。


さらに、外資系には「転換」という仕組みはないので、退職者の顧客が割り当てられたとしてもすぐにメリットは発生しないばかりか、他の商品に変えるとペナルティを課せられることもある。
片や日本社には「転換」制度があるので、退職した人の顧客に新商品などの案内をすれば成績になるという訳だ。


結論としては、いくら良い商品を扱うことが出来ても、契約を挙げられなければ意味がないとY氏は言いたいのだ。


最も過ぎるほど最もなので、僕は言った。
「なるほど、とてもよく分かりました。でも、ここまで真剣に考えてくれてありがとう。」


「いえ、とんでもありません。こんな話をしていただいて私のほうこそ感謝しています。ただですね、もう一つお伝えしようと思っていたことがあります。今回はお断りしたのですが、状況によっては本当にお世話になることがあるかも知れません。その時はどうぞよろしくお願いします。」


最後まで真摯な対応をY氏は貫いた。
その対応に僕の心も爽やかになり、「本当にもったいない人だ」という気持ちがしみじみ湧いてきた。


「ではYさん、もう一段階だけ手順を踏んでおきませんか? 僕も同席しますから、Z社の人間と一度会っておいてください。現在のYさんの気持ちは前もってきちんと伝えておきますから。」


後日、Z社の担当者と引き合わせ、いまだに時々連絡を取り合っているようだ。
Z社の担当者が僕に「Yさんは本当に素晴らしい人ですね!」と語ったのが、まだ記憶に新しい。



                                           (完)



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記

この実話で僕が言いたかったことをまとめます。

1.保険会社によって、商品力には歴然とした違いがある。

2.従って、商品によっては「三方よし」が成り立っていない。

3.いまだに保険会社の知名度により加入する人が多くいる。

4.保険会社によって、知識レベル、教育レベルに雲泥の差がある。

5.その教育レベルの差が原因で、お客様に多大な迷惑をかけることがある。

6.大手には顧客を維持する方法と、新人の顧客獲得の仕組みが出来上がっている。
それは「転換制度」が存在するからであり、一体「転換制度」は誰のために存在するのかという疑問が生じる。

7.これらの問題を解決していくには、中堅以下の保険会社スタッフが頑張らなければならないのは当然だが、
一般の方々の知識が向上することが必須条件。



だから僕はこのブログを書いているのですが、書きながら「自分も更に襟を正さなければ」と思っています。  

Posted by 生命保険認定士 at 08:00Comments(4)

2011年01月02日

「嫁のお父さん、取り消し編」⑫

僕はX社の商品はおよそ知っていたので、実例で説明することにした。


実際にX社に加入しているY氏が、今回僕の紹介する保険会社(以下Z社)から営業を受けたという設定だ。
まずはX社の商品の「証券分析」を行い、それをY氏に説明する。


そして、ほぼ同じ保障内容をZ社で設計した場合を説明した。


大きく向上したお客様のメリットを一部挙げると、

10年ごとに保険料が上がる(X社)⇒保険料は常に一定で上がることはない(Z社)
一生涯続く死亡保障(終身部分)が未定⇒終身を500万で確定(Z社)

などだ。


Y氏はプロなので、予定利率の違いなど細かいことも説明した。
多くの日本社が日常的に行う「転換」のデメリットは特に強調した



「概略はこんなところですが、Yさんの感想を聞かせてください。」


「こんなに違うんですね。正直驚きました。」


「Yさんとしては自分の生活も大切だけど、お客様を大切にする気持ちも強いですよね。決して営業は商品がすべてではないですが、どうせならお客様がにより喜んでもらえる商品を扱いたいと思いませんか?」


「それはもちろん思います。」


その表情から、Y氏の心がグラグラ揺れているのがよく分かった。


「これはごく一部ですが商品を先に説明しました。次はスカウト基準と収入について説明しますね。」
と僕は続けた。


案の定、年収規定はY氏にとって何の問題もなかった。
独立して一年間月30万円の固定給が続くことは大変魅力的だったようだ。


そして、新契約を挙げた時の手数料の説明に入った。
これは読者の方のほとんどは全くご存知ないことなので、保険業界の楽屋裏を知るという意味では価値があると思います。


日本社の手数料はほとんどの会社が「死亡保障の額」で決まります。つまり、死亡保障が高ければ高いほど手数料が増えるという構造です。
一方、外資系やカタカナ生保の多くは「商品の種類と保険料」で決まります。


どちらにも一長一短ありますが、少なくとも一つ言えるのは、日本社の契約によく見られる「死亡保障が特に必要ない独身者」に「高額の死亡保障を設定する」必要はなくなります


余談ですが、僕がかつて見たある日本社の契約で、20歳そこそこの独身男性が8000万円の死亡保障に加入しているケースがありました。


ではなぜ、「死亡保障の高さ=手数料の高さ」となっているのでしょうか。
理由は簡単です。


日本社の死亡保障の多くは「定期保険」という掛け捨てタイプで構成されており、60歳~65歳あたりでその保障が切れるように設定されています
片や日本人は長寿なので60歳までに亡くなる方はほんの一握りです。


ほとんどの方が無事60歳を迎え、保障はなくなり、それまでの保険料は掛け捨てなので一円も戻ってきません。
保険会社にとって、「死亡保障の高さ」がいかに利益率が高いか容易に想像が付くと思います。



これらのこともY氏に伝えると、何かが心に宿ったかのようにY氏の表情が明るく変わった。

「だいたい分かりました。私にような者にここまで話して頂き、ありがとうございます。決心とまでは行きませんが私はとても前向きです。ただ相談しなければならない人が2人います。1人は主人と、もう1人はずっとお世話になってきた上司です。数日中にお返事をいたしますので、少しお時間をいただけませんか?」


このY氏の言葉には何の偽りもないと感じた。
流れは決まる方向だと一見思えるが、僕はこの時点で「この話は流れる」と予想していた。


Y氏だけの判断で決められるのなら、この時点でほぼ決まっていただろうが、間に2人が入る。
そして2人とも反対するだろうと予測できる。
Y氏にその反対を押し切るだけの熱意があるだろうか?と僕は考えた。


上司は入社以来お世話になり続け、可愛がってくれた人。
ご主人とは内勤の時間帯で一度もめたが十分話し合い、結果ご主人の理解を得ることが出来、いわば「雨降って地固まった」後の状態。


営業も恋愛もすべての物事にはタイミングというものがある。
Y氏のタイミングは決して良いものではなかった。


「もちろんいいですよ。ただYさんの今後の人生を大きく左右するかも知れないことですから、まずはYさん自身の気持ちをしっかり確認してくださいね。」
とだけ僕は言い、その日の話はこれで終わった。  

Posted by 生命保険認定士 at 08:00Comments(4)

2011年01月01日

「嫁のお父さん、取り消し編」⑪

2011年、明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


Y氏は想像通り、誠実で正直な女性だった。

短大卒業後すぐX社に入社することに対し迷いがあったこと。

入社後思いのほか順調に保険営業をこなすことが出来、仕事を理解してくれる男性と知り合い結婚そして出産、現在4歳の息子さんがいること。

10数年経ち、新人教育を中心とする内勤に変わり、時間を拘束されることから家事や育児に影響が出始め、ご主人ともめたことがあったこと。

今のポジションもいつどうなるか分からないこと。

その他、質問したことには淀みなく答えてくれた。



「ところでYさんの会社では、今競争が激化している医療保険やガン保険などの他社商品の研究は定期的に行っているんですか?」


「いいえ、他社商品の研究は全くやりません。」


全くやらないという答に僕は驚いた。


僕がいた会社では、自社商品の勉強は当然として、他社商品の研究も常に行っていたからだ。
これは保険という業界だけでなく、どの業界にも当てはまることだと思っていたのだが。


大手日本社の一定レベル以上の人と話したのは初めてだったので、好奇心旺盛な僕には驚きの連続だった。


「では僕が今回勧めようとしている会社の商品も、Yさんはほとんど知らないということでいいですか?」


「はい、個人商品に関しては知りません。ただ、ある法人契約でその会社とバッティングし負けたことがありますので、その商品に関してだけはある程度分かります。」


「そうですね、この会社の商品は法人にも強いですからね。」
この会社は個人商品では有名だが、法人商品でも一流であることはあまり知られていない。


今度は僕が質問しているわけでもないのに、Y氏が続けた。
「実は、私が負けたその会社の社長は私を大変かわいがってくれてまして、契約にはならなかったんですが、こう言われたんです。『オレは君をすごく気に入っている。でも、会社の利益になるかどうかをそれだけで決めることは出来ない。だから早く独立しなさい。君がいろんな保険会社を取り扱うようになれば、必ず君から入るよ。』と。」


さらにY氏は続けた。
「そしてその後、偶然なんですが、ある外資系保険会社からスカウトを受けたことがあるんです。その時は本気で考え悩みました。私は短大卒ですぐこの会社に入り、多くの先輩方に可愛がって頂き、その恩は決して忘れられません。でも、その恩を上回るくらいの迷いでした。結局また偶然なんですが、新人教育という大役を任せられる話があり、それを私は受け入れたので、あちらはお断りしました。」


なるほど、Y氏の心情はよく分かる。
新卒で何も分からない時によくしてくれた人に恩を仇で返すようなことは出来るものではない。


もっとY氏を知りたくなった。
「Yさんが営業時代、そして今の新人教育に至るまで一貫して大切にしているものは何ですか?」


これに対する返事はやや時間がかかった。
「正直言いまして今の私の生活が一番です。その次にお客様です。」


僕にとって、この上もない素晴らしい答だった。
この答だけでもY氏がいかに優秀かがよく分かる。


自分の中の欺瞞に翻弄されることなく、自分を知っている。
これはある程度営業をやった人なら誰でも考えることだ。


自分はお客様のためにと思って今の仕事をやっているが、本当にそうなのだろうか?と。
詰めて考えると、やはり自分と自分の身の回りの人たちが大切だという答に行き着く。


日本には昔から「三方よし」という近江商人の教えがある。
【売り手よし】【買い手よし】そして【世間よし】という教えだ。


同じテーマを昔の人も考え、導き出された答である。
この3つがいつも同じレベルにあるのが理想だという訳だ。


これからすると僕の質問は酷であり、ナンセンスであったことになる。
それを承知しながら敢えて質問したのだが。





  

Posted by 生命保険認定士 at 08:05Comments(0)

2011年01月01日

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Posted by 生命保険認定士 at 00:00Comments(0)