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2011年04月19日

「定期」と「終身」どっちがお得?

もうすでに生命保険(死亡保障)に入っている皆さん、あなたの保険種類は「定期」または「終身」のどちらだと思いますか?


恐らく、9割以上の方が「定期」だと思います。
なぜなら、日本の大手生命保険会社は「定期」を中心に販売していて、日本人の大半は大手生命保険会社に加入しているからです。


正確に言うと、大手生命保険会社は「定期」と「終身」を組み合わせた「混合型(定期付終身)」なのですが、配分はほとんど「定期」で出来上がっているので「定期」と言い切って差し支えないと思います。


さて、「定期」とか「終身」とは何ぞや?と思われているでしょうから、図で説明しますね。
画像をクリックすると全体像を見ることが出来ます。


設定は、30歳男性が死亡保障1000万円の生命保険に入った場合の比較です。
払いこみ終了は60歳としています。

























































注意1.掛け金(保険料)はある保険会社の試算で、下2ケタを四捨五入しています。
注意2.保険会社によって保険料は異なります。
注意3.最も多く販売されている「定期」保険は、10年更新型で10年ごとに掛け金(保険料)が上がる仕組みになってます。
注意4.「定期」の解約返戻金(へんれいきん)は途中で発生しますが、ごく僅かです。期間終了とともに0円になります。
注意5.毎月の掛け金(保険料)の下にある数字は、30年間の払い込み総額です。




まず感じるのは「定期」は一見安いですね。
でも最近のお客様には、収支の数字に厳しい方が増えており、それを反映し説明します。




大きく2つに分けます。


1.60歳までに亡くなったら、「定期」が得!

「定期」も「終身」も亡くなった場合の保険金は1000万円で同じ。
毎月の掛け金(保険料)は「定期」の方が安いのだから、当然「定期」が得ですね。

例えば、40歳で亡くなったとしたら、「定期」の払いこみ総額は468,000円。
一方、「終身」は2,040,000円。
どちらも受け取りは1000万円です。



2.60歳まで生きていたら、「終身」が得!

この「定期」は60歳で保障が終わる設定なので、それ以降はいわゆる無保険状態になります。
従って、亡くなっても受け取る保険金は0円です。
※一定の期間に限って保障するから「定期」と呼びます。


一方、「終身」は解約しない限り、法定相続人の誰かが必ず1000万円を受け取ることになります。



さて、皆さんはどちらがいいでしょうか?


冒頭説明しましたように、皆さんのほとんどは「定期」に入っていると思います。
上記のことを十分納得して「定期」に入っているなら問題はありません。


「あれ? そんなはずは・・・」とか「自分が入っている保険がどっちだろう?」などと思った方は「証券分析」をオススメします。




最後に、この数字を基に考えるのが良いと思います。

日本人が60歳まで生きている可能性(生存率)は、

男性91.1%、女性95.5%です。

ですから、男性が「定期」に入るなら91.1%の確率で1,296,000円(払込総額)を掛け捨てることになります。

この生存率は0歳からの数字なので、もしあなたが40歳なら格段に高くなります。



こういうことをしっかり納得した上で加入するのが大事ですね。



【付記】
日本では戦後から現在に至るまで、「定期」と「終身」の違いをきちんと説明することなく生命保険が販売されてきています。
実際の現場では「保障はいくらにしましょうか?」程度で終わっていると思います。

どちらにするかの選択権は皆さんにあるはずなのに、その選択権すら与えられていない情況を私は不思議に思っています。

皆さんの将来を大きく左右する可能性があることが、こんなことでいいのでしょうか?



生命保険に関して言うと、日本は先進国ではありません。
加入率は世界トップクラスであるにもかかわらずです。


この状況を変えられるのは、「皆さんの知識アップ」以外に方法はないのです。

  

Posted by 生命保険認定士 at 12:05Comments(0)