2011年06月22日
特殊な商品「積立ガン保険」
【はじめにお断り】
私はブログ内で特定の商品を説明することは避けてきました。
なぜなら、会社名や商品名を明記する場合、その保険会社にその都度「文書」の申請をし承認を得なければなりません。これには最低1ヶ月かかり、承認されない場合さえあります。
そのため、限定範囲の広い一般論的商品説明をしてきました。
今回の「特殊な商品」に関してもその流れをくみ、保険会社と商品名は公表しませんのでご容赦ください。
ただしメッセージなどで問い合わせをいただいた場合はお答えすることはできます。
「積立ガン保険」
【特長】
1.保険期間は15年または20年の2通りで、満期時には支払った保険料と同額かその以上の満期金を受け取ることが出来ます。(あくまでドルベースです)
2.診断給付金は3万ドルが上限で1000ドル単位で設定できます。
3.診断給付金は悪性、上皮内とも2年経過すれば複数回支払われます。
4.保険期間内に「悪性ガン」と診断されたら、以後の保険料の支払いは免除されます。
※給付金の支払いがあっても解約返戻金や満期金には影響はなく、保険料を支払い続けた場合と同様に支払われます。
5.保険料の支払いは円で行えます。
6.「告知書」が通常の保険と異なり、かなり甘いです。
【注意点】
1.15年、20年契約の2種類のみで、終身タイプはありません。
2.上皮内ガンへの診断給付金がやや少なめで、悪性の5分の1です。
3.給付金、満期金などのお支払いはすべて米ドルです。
4.積み立てなので、毎回の掛け金(保険料)は高く感じます。
5.診断給付金が主契約で、「手術給付金」と「ガン死亡」を特約で付加できます。
6.入院に対する保障はありません。
【私見】
1.イメージ的には、「養老保険」に「ガンの保障」が付いていると理解すれば良いと思います。
しかし、「米ドル立て養老保険」ですから利率が良く、保障がついているにもかかわらず100%
もしくはそれ以上の満期金を受け取ることができるのは良い点だと思います。
2.全ての支払いは米ドルですから、長期的にさらに円高が進むと考える方はやめておいた方が良いと
思います。
3.逆に「その期間保障してくれてたんだから、多少元本を割れても当然じゃないか」「将来的には
円安方向に行く」と考えられる方にはオススメです。
4.米ドルで受け取っても、すぐに全額「円」に替える必要はありません。
為替の動きを見ながら少しずつ「円」に替えれば、リスクを抑えることが出来ます。
5.なんといっても、「保険料払込免除」という機能が魅力的です。
しかも、給付金の支払いがあっても、満期金などから差し引かれないのは驚異的です。
6.保障期間が終身ではなく15年または20年のみですから、ここ20年以内の保障が大切だと考え
られる方に合っていると思います。
場合によっては、掛け捨てタイプの終身ガン保険と組み合わせるのも良いかも知れません。
【最後に】
これを販売する保険会社では、保険内容が非常に良いことと、販売手数料が大変少ないことから「社員のための保険」と冗談交じりに言われているそうです。00
私はブログ内で特定の商品を説明することは避けてきました。
なぜなら、会社名や商品名を明記する場合、その保険会社にその都度「文書」の申請をし承認を得なければなりません。これには最低1ヶ月かかり、承認されない場合さえあります。
そのため、限定範囲の広い一般論的商品説明をしてきました。
今回の「特殊な商品」に関してもその流れをくみ、保険会社と商品名は公表しませんのでご容赦ください。
ただしメッセージなどで問い合わせをいただいた場合はお答えすることはできます。
「積立ガン保険」
【特長】
1.保険期間は15年または20年の2通りで、満期時には支払った保険料と同額かその以上の満期金を受け取ることが出来ます。(あくまでドルベースです)
2.診断給付金は3万ドルが上限で1000ドル単位で設定できます。
3.診断給付金は悪性、上皮内とも2年経過すれば複数回支払われます。
4.保険期間内に「悪性ガン」と診断されたら、以後の保険料の支払いは免除されます。
※給付金の支払いがあっても解約返戻金や満期金には影響はなく、保険料を支払い続けた場合と同様に支払われます。
5.保険料の支払いは円で行えます。
6.「告知書」が通常の保険と異なり、かなり甘いです。
【注意点】
1.15年、20年契約の2種類のみで、終身タイプはありません。
2.上皮内ガンへの診断給付金がやや少なめで、悪性の5分の1です。
3.給付金、満期金などのお支払いはすべて米ドルです。
4.積み立てなので、毎回の掛け金(保険料)は高く感じます。
5.診断給付金が主契約で、「手術給付金」と「ガン死亡」を特約で付加できます。
6.入院に対する保障はありません。
【私見】
1.イメージ的には、「養老保険」に「ガンの保障」が付いていると理解すれば良いと思います。
しかし、「米ドル立て養老保険」ですから利率が良く、保障がついているにもかかわらず100%
もしくはそれ以上の満期金を受け取ることができるのは良い点だと思います。
2.全ての支払いは米ドルですから、長期的にさらに円高が進むと考える方はやめておいた方が良いと
思います。
3.逆に「その期間保障してくれてたんだから、多少元本を割れても当然じゃないか」「将来的には
円安方向に行く」と考えられる方にはオススメです。
4.米ドルで受け取っても、すぐに全額「円」に替える必要はありません。
為替の動きを見ながら少しずつ「円」に替えれば、リスクを抑えることが出来ます。
5.なんといっても、「保険料払込免除」という機能が魅力的です。
しかも、給付金の支払いがあっても、満期金などから差し引かれないのは驚異的です。
6.保障期間が終身ではなく15年または20年のみですから、ここ20年以内の保障が大切だと考え
られる方に合っていると思います。
場合によっては、掛け捨てタイプの終身ガン保険と組み合わせるのも良いかも知れません。
【最後に】
これを販売する保険会社では、保険内容が非常に良いことと、販売手数料が大変少ないことから「社員のための保険」と冗談交じりに言われているそうです。00
Posted by 生命保険認定士 at
07:00
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