2011年03月31日
損害保険と生命保険の違い
2011年3月31日
一般の方にとっては「損害保険」と「生命保険」は同じようなものに感じるかも知れませんが、実際は大きな違いがあります。
主な違いを表にしてみました。
「低い」「高い」などは、2つを比較した相対的表現です。
【解説】
1.グレーゾーン
ここで言う「グレーゾーン」とは、いざという時に支払われるかどうかの境界線のことです。
「生命保険」は医師などの証明書があれば「死亡」「対象となる入院」「対象となる手術」には必ず支払われます。
一方「損害保険」は事故が起きてみないと分かりません。
自動車事故、火災、自然災害、どれも起きてからでないと「支払われるかどうか」「いくら支払われるか」は分かりません。
阪神大震災での一例を挙げます。
『阪神大震災で、最初の揺れから半日たった夕方に発生した火災をもとに火災保険を受け取ろうとした被災者が、地震保険が未加入であることを理由に断られ、保険会社を相手取って訴訟を起こした。被災者の敗訴に終わったが、火災保険と地震保険のどちらが適用になるかの判断が困難である事例を示すことになった。』
残念な結果ですが、その火災が何が起因して発生したかを証明するのはとても難しいですね。
このように、「損害保険」は「支払われるかどうか」が明確でないため、加入する際は「加入する目的」をはっきりさせ、しっかりと説明を受けることが大切です。
2.3.保険金を受け取る確率と保険料
先に確認しておきたいのが、「死亡と入院」に関して言いますと、損害保険は「ケガ」のみが支払い対象で、生命保険は「ケガ」「病気」のどちらも支払い対象になります。
テレビなので報道される痛ましい自動車事故などが強烈に印象に残り、事故により亡くなる方がずいぶん多いと感じていませんか?
では、日本人の死亡原因の中で、「事故」の占める割合は全体の何%くらいだと思いますか?
厚生労働省の資料によりますと、主な死因別死亡数の割合(平成18年)では不慮の事故は全体の3.5%となっています。
少し古いですが、現在でも大差はないと思います。
驚くほど少ないと思いませんか?
ちなみに、大部分の原因が病気で、中でもガンが圧倒的ですね。
さて、このことからもお分かりのように、保険料は支払う確率に正比例します。
従って、損害保険の保険料は安いわけです。
4.担当者との面接
生命保険では、契約時の面接は原則必須です。
原則と書いたのは、一部の保険種類や保険会社が認める代理店のみに通信販売を認めていることがあるという意味です。
一方、損害保険でも面接を推奨してはいますが、業法的に無面接でも契約が可能です。
5.6.性別や年齢による違い
一部例外はありますが、表の通りです。
生命保険では、「性別」や「年齢」により、「死亡」や「入院」の確率が異なるので、当然違いがあります。
7.健康上の告知
現在は損害保険会社も「医療保険」や「ガン保険」を販売できるようになりましたので、それらの商品の契約には「健康上の告知」が必ず必要になります。
しかし、損害保険特有の「ケガ」や「災害」が対象である場合は「健康上の告知」は必要ありません。
ただし、「職業の告知」は必要です。
このことから、損害保険はニーズのある人はほとんど加入することが出来ますが、生命保険はニーズがあっても加入できない人が多くいます。
さらに一歩踏み込むと、生命保険はニーズのある人(病気がある)ほど加入できない可能性が高いといえます。
今回は、おおまかな違いに絞りましたが、機会があればもっと詳しく書いてみようと思います。
【追伸】
メールマガジンの読者を募集しています。
書きたくても、表立っては書けないことをお伝えしようと思っています。
登録、大歓迎です
一般の方にとっては「損害保険」と「生命保険」は同じようなものに感じるかも知れませんが、実際は大きな違いがあります。
主な違いを表にしてみました。
「低い」「高い」などは、2つを比較した相対的表現です。
【解説】
1.グレーゾーン
ここで言う「グレーゾーン」とは、いざという時に支払われるかどうかの境界線のことです。
「生命保険」は医師などの証明書があれば「死亡」「対象となる入院」「対象となる手術」には必ず支払われます。
一方「損害保険」は事故が起きてみないと分かりません。
自動車事故、火災、自然災害、どれも起きてからでないと「支払われるかどうか」「いくら支払われるか」は分かりません。
阪神大震災での一例を挙げます。
『阪神大震災で、最初の揺れから半日たった夕方に発生した火災をもとに火災保険を受け取ろうとした被災者が、地震保険が未加入であることを理由に断られ、保険会社を相手取って訴訟を起こした。被災者の敗訴に終わったが、火災保険と地震保険のどちらが適用になるかの判断が困難である事例を示すことになった。』
残念な結果ですが、その火災が何が起因して発生したかを証明するのはとても難しいですね。
このように、「損害保険」は「支払われるかどうか」が明確でないため、加入する際は「加入する目的」をはっきりさせ、しっかりと説明を受けることが大切です。
2.3.保険金を受け取る確率と保険料
先に確認しておきたいのが、「死亡と入院」に関して言いますと、損害保険は「ケガ」のみが支払い対象で、生命保険は「ケガ」「病気」のどちらも支払い対象になります。
テレビなので報道される痛ましい自動車事故などが強烈に印象に残り、事故により亡くなる方がずいぶん多いと感じていませんか?
では、日本人の死亡原因の中で、「事故」の占める割合は全体の何%くらいだと思いますか?
厚生労働省の資料によりますと、主な死因別死亡数の割合(平成18年)では不慮の事故は全体の3.5%となっています。
少し古いですが、現在でも大差はないと思います。
驚くほど少ないと思いませんか?
ちなみに、大部分の原因が病気で、中でもガンが圧倒的ですね。
さて、このことからもお分かりのように、保険料は支払う確率に正比例します。
従って、損害保険の保険料は安いわけです。
4.担当者との面接
生命保険では、契約時の面接は原則必須です。
原則と書いたのは、一部の保険種類や保険会社が認める代理店のみに通信販売を認めていることがあるという意味です。
一方、損害保険でも面接を推奨してはいますが、業法的に無面接でも契約が可能です。
5.6.性別や年齢による違い
一部例外はありますが、表の通りです。
生命保険では、「性別」や「年齢」により、「死亡」や「入院」の確率が異なるので、当然違いがあります。
7.健康上の告知
現在は損害保険会社も「医療保険」や「ガン保険」を販売できるようになりましたので、それらの商品の契約には「健康上の告知」が必ず必要になります。
しかし、損害保険特有の「ケガ」や「災害」が対象である場合は「健康上の告知」は必要ありません。
ただし、「職業の告知」は必要です。
このことから、損害保険はニーズのある人はほとんど加入することが出来ますが、生命保険はニーズがあっても加入できない人が多くいます。
さらに一歩踏み込むと、生命保険はニーズのある人(病気がある)ほど加入できない可能性が高いといえます。
今回は、おおまかな違いに絞りましたが、機会があればもっと詳しく書いてみようと思います。
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■ こんな時代だから、少しでも家計を切り詰めたいんだけど・・・
■ 我が家も保険の事業仕分けをやろうとしたけど、
煮詰まっちゃって・・・
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⇒保険比較ってどうすればいいの?
Posted by 生命保険認定士 at 11:54│Comments(0)