生活習慣病を重視した保険

生命保険認定士

2010年10月12日 07:30

生命保険で言う生活習慣病とは、「ガン、心筋梗塞、脳卒中、高血圧症、糖尿病、肝疾患、腎疾患」を指します。

このうち、日本人の死因の約60%を占める「ガン、心筋梗塞、脳卒中」を3大生活習慣病、あるいは特定疾病と呼びます。



1.この3つを特に重視し保障する保険があり、ほとんどの保険会社で「特定疾病保障(特約)」という名で販売されています。

かかる確率が高く、出費が多くなる病気にのみ備えるなら、この保険だけでも良いという考えもあります。




2.普通の医療保険(入院保険)に、生活習慣病で入院したら給付金が上乗せされる特約があります。
一般的に「成人病特約」という名で販売されています。
例えば、普通の病気やケガで入院した場合、1日1万円に対し、生活習慣病で入院したら5,000円が上乗せされ、1日につき15,000円が支払われるといった内容です。

※保険会社によって、生活習慣病の種類と数が違うので注意してください。




3.生活習慣病のみ連続入院日数を長くする保険。
 連続入院日数①
 連続入院日数②

生活習慣病のみ連続入院日数を長くし(120日~180日)、他は短く設定し(60日)保険料を安くすることに成功している保会社があります。
これは大変理にかなった、顧客目線の保険だと思います。




このように、生活習慣病は生命保険においては重要な位置をしめます。

少し乱暴な言い方ですが、これだけを頭に入れ保険選びをしても大きな間違いはありません。