妄想が現実に【パート①】

生命保険認定士

2010年09月21日 10:33

歌手「木村拓平」の熱狂的ファン「かおり」(21歳)は、追っかけを3年続けファンレターもかれこれ200通は送っているが、まったく相手にされない。


それもそのはず、内容は「結婚してほしい」の一点張りだからだ。
しかし、「かおり」はある計画の下に追っかけを止めない。


あるコンサートの時、観客席まで入って来た「木村拓平」の髪の毛を数本、強引に手に入れる。
「ああ、これで願いがかなう!」と「かおり」は髪の毛を大切に持ち帰る。


後日、「かおり」はそれを持ってヤミ医者を訪問。
交通事故で亡くなった夫のものだと説明し、計画を実行。


医者はその髪の毛から精子を作り、「かおり」の卵子と体外受精。
「かおり」は見事に妊娠する。


無事、男の子を出産した「かおり」は次の計画へ。
マスコミを通し「木村拓平」との間の子だと発表したのだ。


もちろん「木村拓平」は否定するが、「かおり」はDNA鑑定を要求。
自信のある「木村拓平」はそれを受け入れ鑑定するが、我が子だと判明。


「木村拓平」の人気は地に落ちるが、それでも芸能界にしがみつきたい彼は「かおり」に和解を申し出、それに応じた「かおり」に莫大な謝礼金を支払う。


謝礼金だけでなく、マスコミから頻繁に出演依頼を受ける「かおり」にはすでにギャラが発生。
その収入たるや、2流芸能人をはるかに凌ぐ。


これを資金に、「かおり」は例のヤミ医者に足しげく通う。
40歳を迎えようとする彼女は、肌や内臓の老化が気になり、それらを再生するためだ。


以来、体中の再生を行い、現在「かおり」は200歳を迎えようとしているが、肌つやも身のこなしも20歳で疑う余地がない。


今もまた、新たなる標的の有名人の子を身籠っている。

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適当な作り話だが、これが現実になろうとしている。

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