2010年08月27日
医者って???
【問い合わせ先】株式会社 保険プラザ
無料証券分析について

保険の仕事をしていると、非日常的なことに多く遭遇する。
その一つに医師の書く「診断書」がある。
これは主に「入院給付金」を請求する時と「保険加入の際の査定」のため(医療証明書)に必要となる。
「個人情報」なので、原則担当者はこれを見てはいけないことになっているのだが、たまたま目にすることがある。
お客様から「ちょっと見てよ!」言われることがある。
で、何を言いたいかというと・・・・
読めない!(笑)
これ、筆記体のドイツ語じゃないの?ってくらい読めない!
ミミズがはったような字という表現があるけど、ミミズそのもの!(笑)
ボクの経験では一文字も読めなかったものもあった。
同僚と「査定課の人ってすごいよね~、あれを判読するんだから」なんて言って笑っていた。
これから何が分かるかと言うと、医者の目線。
「読みたきゃ読めよ」ってスタンスがありあり。
人が読めるかどうかなんてお構いなし(笑)。
医者という仕事がどれだけ過酷で時間に追われているか、ボクは百も承知している。
あれだけ過酷で社会貢献度の高い仕事をしているのだから、社会的地位と収入はもっとあってもいいとさえ思っている。
でも、これはないだろう?(笑)
まあこれは査定課の人ががんばればいいことだけど、次のことは問題ありだ。
以前書いた、娘さんが「解離性障害」で100日ほど入院された例。
お母さんから「「ちょっとこれはどうなんでしょうか?」と診断書を見せられた。
すると「既往症欄」に「心疾患、原因不明」とだけ書かれていた。
※既往症:過去にかかった病気のこと。
この「既往症欄」は非常に重要で、「告知義務違反」による「解除」にも発展しかねない。
保険加入のための「告知書」は通常過去5年以内の病歴を問う。
これにウソがあったら保険会社は支払わなくてもよいのだ。
同時に保険会社は「解除」、つまり契約を白紙に戻すことも出来る。
例えば、「既往症欄」に「糖尿病」と書かれていたとして、入院理由が同じ糖尿病ならば、保険会社は疑いをかけ調査をする可能性が高い。
このお母さんは「解離性障害」の治療の役に立てばとの一心で、一生懸命過去を思い起こし担当医に説明したのだそうだ。
「生まれてすぐ心臓に雑音がするっていうことで、検査をしたら心臓の壁に小さな穴が開いてるって言われたんです。でも小さいから成長とともに塞がるだろうってことで、ずっと定期的に検査に行ってたんですが、娘が中学生の時、もう大丈夫って言われてそれ以来行ってないんです。」
これを聞けば素人でも「心室中隔欠損症」だということは分かる。
しかも完治している。
にもかかわらず、「心疾患、原因不明」とは、なんという乱暴な書き方なんだろう!
日付などの詳細は一切ない。
これを保険会社の査定課が見たら、疑うに決まっている!
なにしろ「病名、治療機関、現在でも治療中かどうか」などが全く記載されていないのだから。
診断書は「給付金請求」のためだというのは医師も分かっているはず。
約100日なのだから、相当額だということも。
ここで少なくとも言えるのは、聞いたことは書くという我が身の保身だけで、患者さんに対する配慮は見当たらないこと。
逆にボクからこの医師に「人格中核欠損症」という新しい病名でもつけてやりたい!(笑)
お母さんはこうも言われた。
「こんなこと言わなきゃよかったですかねえ?」
「いえいえ、娘さんのために言われたことですから後悔しないでください。で、私はこんなことを言う立場ではないんですが、恐らく大丈夫ですから安心してください。お母さんがおっしゃったことを私からも保険会社に伝えておきますから。」
実は大きな声では言えないんだけど根拠があった。
一つは過去の既往症「心室中隔欠損症」と、今回の「解離性障害」は因果関係はないと思われること。
ない場合、保険会社は支払います。
もう一つは契約から2年どころか10年近く経過していること。
これについて細かい説明はしません(笑)。
しかし、契約はボクが行ったものではないので慎重にならざるをえなかった。
結果、昨日付けで約110万円が振り込まれた。
たまたま別件で昨日このお客様を訪問したので、お母さんに報告すると、感謝の言葉とともに涙ぐんでおられた。
さらに話し込むと、この入院の前に他の病院で約50日の入院経験があることが分かり、これも請求することにした。
お母さんはこれにも驚き、「すっかり忘れていました。今までつらいことばかりだったんですが、少しは運がよくなってきたんでしょうかねえ。本当にありがとうございます。」
「そうですよ、すべて良い方向に向かってますよ。がんばりましょうね。」
契約はボクではなく、保全だけが回ってきたお客様だけど、さらなる細かいケアーが必要だと痛感した。
本題に戻ると、今回は結果OKだったが、契約後間もない場合であったら寒気がする。
よく「医者は人種が違う」と言う人がいるが、そう言われても仕方がない事例だ。
次回から、医療保険に行きます。
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その一つに医師の書く「診断書」がある。
これは主に「入院給付金」を請求する時と「保険加入の際の査定」のため(医療証明書)に必要となる。
「個人情報」なので、原則担当者はこれを見てはいけないことになっているのだが、たまたま目にすることがある。
お客様から「ちょっと見てよ!」言われることがある。
で、何を言いたいかというと・・・・
読めない!(笑)
これ、筆記体のドイツ語じゃないの?ってくらい読めない!
ミミズがはったような字という表現があるけど、ミミズそのもの!(笑)
ボクの経験では一文字も読めなかったものもあった。
同僚と「査定課の人ってすごいよね~、あれを判読するんだから」なんて言って笑っていた。
これから何が分かるかと言うと、医者の目線。
「読みたきゃ読めよ」ってスタンスがありあり。
人が読めるかどうかなんてお構いなし(笑)。
医者という仕事がどれだけ過酷で時間に追われているか、ボクは百も承知している。
あれだけ過酷で社会貢献度の高い仕事をしているのだから、社会的地位と収入はもっとあってもいいとさえ思っている。
でも、これはないだろう?(笑)
まあこれは査定課の人ががんばればいいことだけど、次のことは問題ありだ。
以前書いた、娘さんが「解離性障害」で100日ほど入院された例。
お母さんから「「ちょっとこれはどうなんでしょうか?」と診断書を見せられた。
すると「既往症欄」に「心疾患、原因不明」とだけ書かれていた。
※既往症:過去にかかった病気のこと。
この「既往症欄」は非常に重要で、「告知義務違反」による「解除」にも発展しかねない。
保険加入のための「告知書」は通常過去5年以内の病歴を問う。
これにウソがあったら保険会社は支払わなくてもよいのだ。
同時に保険会社は「解除」、つまり契約を白紙に戻すことも出来る。
例えば、「既往症欄」に「糖尿病」と書かれていたとして、入院理由が同じ糖尿病ならば、保険会社は疑いをかけ調査をする可能性が高い。
このお母さんは「解離性障害」の治療の役に立てばとの一心で、一生懸命過去を思い起こし担当医に説明したのだそうだ。
「生まれてすぐ心臓に雑音がするっていうことで、検査をしたら心臓の壁に小さな穴が開いてるって言われたんです。でも小さいから成長とともに塞がるだろうってことで、ずっと定期的に検査に行ってたんですが、娘が中学生の時、もう大丈夫って言われてそれ以来行ってないんです。」
これを聞けば素人でも「心室中隔欠損症」だということは分かる。
しかも完治している。
にもかかわらず、「心疾患、原因不明」とは、なんという乱暴な書き方なんだろう!
日付などの詳細は一切ない。
これを保険会社の査定課が見たら、疑うに決まっている!
なにしろ「病名、治療機関、現在でも治療中かどうか」などが全く記載されていないのだから。
診断書は「給付金請求」のためだというのは医師も分かっているはず。
約100日なのだから、相当額だということも。
ここで少なくとも言えるのは、聞いたことは書くという我が身の保身だけで、患者さんに対する配慮は見当たらないこと。
逆にボクからこの医師に「人格中核欠損症」という新しい病名でもつけてやりたい!(笑)
お母さんはこうも言われた。
「こんなこと言わなきゃよかったですかねえ?」
「いえいえ、娘さんのために言われたことですから後悔しないでください。で、私はこんなことを言う立場ではないんですが、恐らく大丈夫ですから安心してください。お母さんがおっしゃったことを私からも保険会社に伝えておきますから。」
実は大きな声では言えないんだけど根拠があった。
一つは過去の既往症「心室中隔欠損症」と、今回の「解離性障害」は因果関係はないと思われること。
ない場合、保険会社は支払います。
もう一つは契約から2年どころか10年近く経過していること。
これについて細かい説明はしません(笑)。
しかし、契約はボクが行ったものではないので慎重にならざるをえなかった。
結果、昨日付けで約110万円が振り込まれた。
たまたま別件で昨日このお客様を訪問したので、お母さんに報告すると、感謝の言葉とともに涙ぐんでおられた。
さらに話し込むと、この入院の前に他の病院で約50日の入院経験があることが分かり、これも請求することにした。
お母さんはこれにも驚き、「すっかり忘れていました。今までつらいことばかりだったんですが、少しは運がよくなってきたんでしょうかねえ。本当にありがとうございます。」
「そうですよ、すべて良い方向に向かってますよ。がんばりましょうね。」
契約はボクではなく、保全だけが回ってきたお客様だけど、さらなる細かいケアーが必要だと痛感した。
本題に戻ると、今回は結果OKだったが、契約後間もない場合であったら寒気がする。
よく「医者は人種が違う」と言う人がいるが、そう言われても仕方がない事例だ。
次回から、医療保険に行きます。
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