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2010年12月19日

「民業圧迫」薬店編⑭

「そういうことはやらないように言っているんですがね~」とS氏。


「現にやったという事実がここにあります。責任者のあなたはどう責任をとるんですか?」と僕が追及する。


「きちんと指導しておきます。」


「知り合いに保険会社の人間がいて今回のケースを説明したら、民間なら解雇処分の可能性が高いと言ってました。郵便局はどんな処分に

なるんですか?」


これに対してS氏は身じろぎ一つしなかった。
「民間は知りませんが、私達は国でしょ。 管轄する郵政事業庁も国ですよね。 国と国が喧嘩することはないんですよ。
今まで問題はすべて水面下で治まってます。 一度も問題になったことはないんですよ。」


形勢不利になったS氏の、あきれた最後の一蹴だった。
それまでに噂には聞いていたが、やはり本当だった。
これが実態だったのだ。




これ以上の追及も必要ないと感じ、しばらく沈黙の時が流れた。





空中に舞っていた埃がすべて床に落ちたかのような納まりを感じ、僕が口を開いた。


「すべて解約していただけますね。」


「分かりました。かなり時間がかかりますが、いいですか?」


「ええ、いつまででも待ちますよ。」




一時間近くは待っただろう。

解約金が用意された。

予想通り3000万円を越えていた。

ただ、Kさんとおばあちゃんがそれまでに支払った金額はこんなものではない。


この物語で僕が言いたかったことに話を戻すと「民業圧迫」だ。

民業圧迫で国民が潤っていれば、まだ救いはある。

しかしこのケースでは民業圧迫により、国民が被害者になっている。


許されてよいか・・・・・・僕はみなさんに問いたい。





午後5時が近づいていた。




戦いは終わった。

お金を紙袋に入れ、Kさんを両側から僕らが挟むようにして郵便局を後にした。  
Posted by 生命保険認定士 at 08:00Comments(0)