2010年12月31日
「嫁のお父さん、取り消し編」⑩
すべての復旧作業が終わり一ヶ月くらい経った頃、Y氏の名刺にある携帯番号に電話をしてみた。
「もしもし、あの時の○○です。その後大変だったでしょ?」
「いえいえ、こちらこそご迷惑をかけて本当に申し訳ありませんでした。」
歯切れの良い、爽やかな口調だった。
「今日電話したのはですね、一度外で会いませんか?という趣旨です。単刀直入に言いますね、スカウトです。」
「え? スカウトですか? お役に立てるとは思えないのですが、お話を聞かせていただくだけなら承知いたします。」
「もちろん話をして、すぐどうぞなんてことは言いませんよ。 逆にすぐ乗ってこられたら、こっちが戸惑います(笑)。」
数日後、約束どおりファミレスで会った。
先に説明しておくと僕はスカウトを仕事としている訳ではない。
僕が現在所属する保険代理店「保険プラザ」では、多くの保険会社の商品を取り扱っている。
中でも突出して商品力の優れた会社があり、折りしもそこの担当者からこんな話を僕は受けていた。
「どなたか優秀なセールスレディを知りませんか? 今当社はスカウトに力を入れ始めていまして、その規定が最近発表されたんです。 前年度の年収が一定以上の方が条件なんですが、当社の保険を取り扱う代理店として独立していただければ、月30万円の固定給を一年間お支払いすることが出来るんです。 もちろん、とった契約分は上乗せされます。」
僕に対するお礼もあるのは当然だが、それはたいした額ではなく、むしろ「より良い保険」が「より多くの人に伝わる」ことに興味を持っていた。
ただし、この年収規定をクリアする人はざらにいるはずはなく、逆にクリアしている人なら簡単に退社するはずもない。
そんな時出会ったのがY氏。
この年収規定を超えているセールスレディは数少ないに違いないが、Y氏は間違いなく超えているだろうという確信が僕にはあった。
彼女が独立し、良い商品を世に広めてくれたなら社会貢献という意味での僕の目的の一部が達成される。
そんな僕の思いを彼女に伝えたかったのだ。
ここで、読者の方に大変重要なことを書きます。
生命保険分野では明らかに優れている商品があるという事実です。
自動車や電化製品などの価格差や商品特性の違いどころではありません。
一般的には、すべての保障を一まとめでセット販売している商品は概して出遅れています。
逆に単品販売している会社の商品に優れたものが多いのが現実です。
特に「医療保険」や「ガン保険」では、ほぼ同じ保障内容で、ここまで保険料に差があるのかというほど違いがあります。
その違いは、「保険が分かりにくいことをいいことに」と言われても仕方がないほどの違いがあるのです。
仮に毎月の保険料が3,000円安くなったなら、30年続けると108万円もに違いが生じます。
心ある専門家はみな、このことをより多くの方に知っていただきたいのです。
しかし残念なことにその違いを、たとえ客観的な事実を列挙した資料であっても、みなさんに紹介することは、保険業法で禁じられているのです。
「他社の誹謗中傷につながる恐れのあること」は一切出来ません。
みなさんからすればヘンテコリンな話ですが、これが現状です。
この影響もあり、みなさんが真実を知る機会が更に少なくなっているとも言うことができます。
まずはこの辺りをY氏と話してみようと思った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
追記
今年僕のブログを読んでくださった方々、大変ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
そして来年も引き続き、よろしくお願いします!^^
「もしもし、あの時の○○です。その後大変だったでしょ?」
「いえいえ、こちらこそご迷惑をかけて本当に申し訳ありませんでした。」
歯切れの良い、爽やかな口調だった。
「今日電話したのはですね、一度外で会いませんか?という趣旨です。単刀直入に言いますね、スカウトです。」
「え? スカウトですか? お役に立てるとは思えないのですが、お話を聞かせていただくだけなら承知いたします。」
「もちろん話をして、すぐどうぞなんてことは言いませんよ。 逆にすぐ乗ってこられたら、こっちが戸惑います(笑)。」
数日後、約束どおりファミレスで会った。
先に説明しておくと僕はスカウトを仕事としている訳ではない。
僕が現在所属する保険代理店「保険プラザ」では、多くの保険会社の商品を取り扱っている。
中でも突出して商品力の優れた会社があり、折りしもそこの担当者からこんな話を僕は受けていた。
「どなたか優秀なセールスレディを知りませんか? 今当社はスカウトに力を入れ始めていまして、その規定が最近発表されたんです。 前年度の年収が一定以上の方が条件なんですが、当社の保険を取り扱う代理店として独立していただければ、月30万円の固定給を一年間お支払いすることが出来るんです。 もちろん、とった契約分は上乗せされます。」
僕に対するお礼もあるのは当然だが、それはたいした額ではなく、むしろ「より良い保険」が「より多くの人に伝わる」ことに興味を持っていた。
ただし、この年収規定をクリアする人はざらにいるはずはなく、逆にクリアしている人なら簡単に退社するはずもない。
そんな時出会ったのがY氏。
この年収規定を超えているセールスレディは数少ないに違いないが、Y氏は間違いなく超えているだろうという確信が僕にはあった。
彼女が独立し、良い商品を世に広めてくれたなら社会貢献という意味での僕の目的の一部が達成される。
そんな僕の思いを彼女に伝えたかったのだ。
ここで、読者の方に大変重要なことを書きます。
生命保険分野では明らかに優れている商品があるという事実です。
自動車や電化製品などの価格差や商品特性の違いどころではありません。
一般的には、すべての保障を一まとめでセット販売している商品は概して出遅れています。
逆に単品販売している会社の商品に優れたものが多いのが現実です。
特に「医療保険」や「ガン保険」では、ほぼ同じ保障内容で、ここまで保険料に差があるのかというほど違いがあります。
その違いは、「保険が分かりにくいことをいいことに」と言われても仕方がないほどの違いがあるのです。
仮に毎月の保険料が3,000円安くなったなら、30年続けると108万円もに違いが生じます。
心ある専門家はみな、このことをより多くの方に知っていただきたいのです。
しかし残念なことにその違いを、たとえ客観的な事実を列挙した資料であっても、みなさんに紹介することは、保険業法で禁じられているのです。
「他社の誹謗中傷につながる恐れのあること」は一切出来ません。
みなさんからすればヘンテコリンな話ですが、これが現状です。
この影響もあり、みなさんが真実を知る機会が更に少なくなっているとも言うことができます。
まずはこの辺りをY氏と話してみようと思った。
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追記
今年僕のブログを読んでくださった方々、大変ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
そして来年も引き続き、よろしくお願いします!^^
Posted by 生命保険認定士 at
08:00
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